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アラブの春

Last-modified: 2017-07-19 (水) 16:32:24
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アラブの春(あらぶのはる)

2010年から2012年にかけて,アラブ世界(北アフリカや中東)で民主化を求める運動が高まったこと。 この運動によって各国の独裁政権が相次いで倒れたが,一方で内戦の発生やイスラム過激派の勢力が強まるなどの問題もおきている。

【おもな動き】

  • チュニジア……2010年から民衆による反政府デモがはじまり,2011年に23年間続いた独裁政権が倒れた。これをジャスミン革命といい。アラブの春のはじまりとなった。
  • エジプト……2011年に30年間続いた独裁政権が倒れる。2012年に新憲法に基づいて大統領が選出されたが,2013年に軍部によるクーデターがおこり大統領は解任されている。
  • リビア……2011年に42年間続いた独裁政権が倒れる。
  • シリア……2011年から政府軍と反政府派による内戦がはじまる(2016年6月現在で,約25万の死者,約650万人の国内避難民が発生し,周辺諸国に約480万人の難民が流出したとされる)。混乱が続くなかでイスラム過激派組織のISIL(「イスラム国」)の勢力が急速に強まるとともに,アメリカなどの多国籍軍やロシアなどによる空爆も行われるなど,内戦が泥沼化している。