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インド大反乱

Last-modified: 2019-04-24 (水) 15:13:34
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歴史Aランク

インド大反乱(いんどだいはんらん)

1857〜1859年 インドでおきた,イギリスの支配に対する全国的な反乱。

インドを支配していたムガル帝国が18世紀に弱体化すると,イギリスの設立した東インド会社の勢力が強まり,インドの農民から税を取り立てる権利を得るようになった。また,イギリスで産業革命が進むと,大量生産された綿織物がインドに輸出されるようになり,インドの手工業はおとろえ,失業者があふれた。イギリスに対する不満が高まるなかで,東インド会社にやとわれていたインド人兵士の反乱がおこると,これがインド各地に広まって大反乱になった。

イギリスは2年がかりで反乱をおさえると,ムガル帝国をほろぼし,東インド会社を解散して,インドを直接支配下においた。1877年には,イギリス国王がインド皇帝を兼任するようになっている(1947年まで)。

【参考】

  • 東インド会社がやとっていたインド人兵士をセポイ(シパーヒー)という。東インド会社がセポイに配布する薬包(火薬と弾丸を紙に包んだもの)に牛と豚の脂がぬられているという噂が広まったことが,反乱のきっかけとなったという(薬包は口で噛み切ることがあったが,ヒンドゥー教では牛を,イスラム教では豚を食べることが禁じられている)。
  • かつては反乱全体のことをセポイの反乱とよぶことが多かったが,インドの社会全体に広がる反乱になったことから,現在はインド大反乱とよばれるようになっている。