バブル崩壊

Last-modified: 2017-08-09 (水) 16:49:58

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バブル崩壊（ばぶるほうかい） †

地価や株価が大幅に下落し，日本経済が不況に陥ったこと。　１９８０年代後半の日本では，地価や株価の上昇が続き，バブル経済やバブル景気とよばれる状態になった。しかし，１９９０年に土地関連融資(ゆうし)の規制や金融の引き締めが行われたことから，バブルは崩壊し，土地関連企業の倒産が相次ぐとともに，多くの銀行が貸したお金が返ってこない不良債権に苦しんだ，経営が破綻(はたん)する銀行が現れる一方で，銀行から融資を受けられないで倒産する企業も多くなり，「平成不況」とか「失われた１０年」とよばれる深刻な不況が続いた。

【参考】

バブル崩壊後の１９９１年３月から２００２年１月までのおよそ１１年間を「失われた１０年」とよぶ。その後も経済の低迷が続いたことから，「失われた２０年」という言葉もうまれている。