ミレニアム開発目標
Last-modified: 2017-08-21 (月) 14:25:41
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ミレニアム開発目標(みれにあむかいはつもくひょう) †
開発分野における国際社会共通の目標として,国際連合などが定めたもの。
1990年代に国際会議やサミットなどで採択された国際開発目標と,2000年に採択された国連ミレニアム宣言を統合したもので,次の8つの目標があげられている。
- 極度の貧困と飢餓の
撲滅 - 普遍的初等教育の達成
- ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上(ジェンダーは「社会的・文化的に形成された性別」のこと)
- 幼児死亡率の削減
- 妊産婦の健康の改善
- HIV/エイズ,マラリアその他
疾病 の蔓延 防止 - 環境の持続可能性の確保
- 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
ミレニアムは千年紀(西暦を1000年単位で区切ったもの)のことで,新しいミレニアム(2000年代)の目標であることから,ミレニアム開発目標とよんでいる。
【参考】
ミレニアム開発目標は2015年までに達成すべき目標とした定められたものである。そのため,2015年に国際連合はミレニアム開発目標を継承・発展させた「持続可能な開発目標」を新たに採択している。