ムッソリーニ
Last-modified: 2020-09-30 (水) 12:45:01
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ムッソリーニ †
ベニート・ムッソリーニ 1883年〜1945年 ファシスト党の指導者で,イタリアの独裁者。 ファシスト党の一党独裁体制を確立するが,第二次世界大戦中に失脚した。
【ムッソリーニ】
イタリア社会党で活躍したが,第一次世界大戦への参戦を主張して除名された。
- 1919年……イタリア戦闘ファッシを結成する。
- 1921年……イタリア戦闘ファッシをファシスト党に改組する。
- 1922年……ローマ進軍(全国のファシスト党員が集結して,首都ローマに進軍したクーデターのこと)をおこす。イタリア国王から首相に任命され,ムッソリーニ政権が成立する。
- 1935年……エチオピアに侵攻し,翌年併合する。
- 1939年……アルバニアに侵攻し,併合する。ドイツと軍事同盟を結ぶ。
- フランスの降伏がせまるなかで,ムッソリーニは十分な戦争準備ができないまま参戦を強行した。このため,イタリアは苦戦が続くことになる。
- 1943年……連合国軍の本土上陸がせまるなかで,イタリア国王から解任され,逮捕される。ドイツ軍に救出され,ドイツの占領していた北イタリアにイタリア社会共和国をたてる。
- 1945年……ファシズムに抵抗する武装勢力に逃亡中に捕らえられ,銃殺される。