ヤルタ会談
Last-modified: 2020-10-12 (月) 16:33:43
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ヤルタ会談(やるたかいだん) †
1945年 連合国の首脳が,第二次世界大戦後の処理方針を決定した会談のこと。 連合国軍によるドイツ包囲が強まるなかで行われた。
1945年2月,クリミア半島のヤルタでルーズベルト(アメリカ大統領),チャーチル(イギリス首相),スターリン(ソ連共産党書記長)が会談し,ヤルタ協定が成立した。
【ヤルタ協定のおもな内容】
- 国際連合の設置と大国の拒否権。
- ドイツの無条件降伏と分割占領。
千島 ・樺太 の領有を条件とするソ連の対日参戦(秘密協定)。
ヤルタ協定によって第二次世界大戦後の国際体制が規定されたことから,これを「ヤルタ体制」とよぶことがある。