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ローマ教皇

Last-modified: 2020-02-06 (木) 16:42:27
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歴史Bランク

ローマ教皇(ろーまきょうこう)

ローマ・カトリック教会の最高指導者。 ローマ法王ともいう。

中世ヨーロッパでは国王や皇帝をしのぐほどの権威を持っていた。宗教改革や近代国家の出現によってその力は弱まったが,現在でも全世界に10億人以上の信徒を有する教会の指導者として,大きな影響力をもっている。

  • キリスト教が広まるとともに教会制度が整備され,ローマ,コンスタンティノープル(現イスタンブール),アンティオキア,イスラエル,アレクサンドリアに総大司教が設置された。中でもローマの総大司教はペテロ(イエスの弟子)の後継者と見なされて宗教的権威を高め,教皇とよばれるようになった。
  • ローマ教皇はイタリア中部に領土(教皇領)を有していたが,1870年にイタリア王国に吸収された。その後,教皇とイタリア政府の対立が続いたが,1929年にラテラノ条約が結ばれ,イタリアはローマ市内にある教皇庁を独立国として承認することになった。これが世界最小の国とされるバチカン市国で,ローマ教皇が国家元首を兼ねている。
  • ローマ教皇は,枢機卿(すうききょう)(教皇の最高顧問)の互選(ごせん)(たがいに選挙すること)で選ばれる。この教皇選挙をコンクラーベという。