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ワイマール憲法

Last-modified: 2020-02-06 (木) 16:47:30
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ワイマール憲法(わいまーるけんぽう)

第一次世界大戦後にドイツで制定された憲法。 国民主権,満20歳以上の男女普通選挙,労働者の基本的権利の保護,社会福祉政策の導入などを定め,当時,世界で最も民主的な憲法であるとされた。

【ワイマール憲法】

  • 1918年……ドイツで革命がおこる。社会民主党を中心とする臨時政府が共和制を宣言し,皇帝はオランダに亡命する。臨時政府が連合国と休戦条約を結び,第一次世界大戦が終わる。
  • 1919年……ドイツ中部の都市ワイマールで憲法制定会議が開かれ,共和国憲法が制定,施行される。正式な名称はドイツ国家憲法であるが,地名をとってワイマール憲法とよばれている。(日本ではワイマール憲法下のドイツのことを,ドイツ共和国とかワイマール共和国とよぶことが多い。)
  • 1933年……ナチスが政権を獲得する。政府が無制限に立法権をもつ全権委任法が制定されて,ワイマール憲法は機能を停止する。(日本ではナチス支配下のドイツのことを,ナチス・ドイツとよぶことが多い。)