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一人っ子政策

Last-modified: 2018-03-05 (月) 15:42:05
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地理Bランク

一人っ子政策(ひとりっこせいさく)

人口の増加をおさえるために中国で行われていた政策で,夫婦1組について子どもを1人にしようとするもの。 1979年から2015年にかけて行われた。

中国では1950年代から60年代にかけて人口が急増し(およそ5億人から8億人へ),人口問題が深刻になっていった。そのため1970年代になると,政府は晩婚(ばんこん)(結婚年齢をおくらせること)と少子化をすすめるようになり,1979年から一人っ子政策を実施した。

【一人っ子政策の内容】

  • 都市部……子どもが1人の家庭を優遇(ゆうぐう)する一方で,2人目の子どもが生まれた家庭には罰金や賃金カットなどの罰則が課せられた。
  • 農村部……1人目の子どもが女子のときは,2人目の出産が認められた(農業では人手が必要になるから)。
  • 少数民族……きびしい一人っ子政策はとられなかった。

【一人っ子政策の廃止】

一人っ子政策の結果,特に都市部では若年人口の減少が続き,高齢化が急速に進んだ。このため,一人っ子政策の緩和(かんわ)を求める声が大きくなった。

  • 2013年……夫婦のどちらかが一人っ子のとき,第2子の出産を認めることになった。
  • 2015年……一人っ子政策の廃止が決定される。
  • 2016年……すべての夫婦に2人の子どもをもつことが認められるようになる。(これを「二人っ子政策」とよぶこともある)。