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世界恐慌

Last-modified: 2019-06-19 (水) 15:57:29
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歴史Aランク

世界恐慌(せかいきょうこう)

1929年〜 ニューヨークの株式市場で株価が大暴落(ぼうらく)したことをきっかけにアメリカが深刻な不景気となり,それが世界中に広まったこと。 「恐慌」は急激な不景気(ものが売れなくなること)を意味する。

第一次世界大戦後,アメリカは世界一の経済力をもつ国として繁栄(はんえい)していた。しかし,戦場となっていたヨーロッパ諸国の生産が回復し,アジアでも工業が発達してくると,アメリカ製品の輸出は減少し,生産過剰(かじょう)によって次第に経済が不安定になっていた。

1929年にニューヨークで株価が大暴落すると,アメリカは急激な不景気になり,銀行や工場の倒産が相次いで,街には失業者があふれた。アメリカから資金を借りたり,貿易を行っていた世界中の国々にもこの不景気が広まり,世界的な恐慌となった。

  • 株式・株価……株式会社が資金を集めるために発行するものを株式といい,証券取引所で売買される株式の価格を株価という。景気がいいときは一般に株価は上昇するので,株価が安いうちに株式を買い,株価が高くなってから株式を売れば,利益を得ることができる。
  • 暴落……急激に大きく下がること。世界恐慌の前のアメリカでは,好景気を背景に多くの人々が株式を購入していた。株価の値下がりがはじまると,損失をできるだけ少なくするために人々が所有する株式を売り始めたため,株価はさらに下がって大暴落となった。

【世界恐慌に対する各国の対策】

  • イギリス,フランス……植民地との結びつきを強めて,他国の商品を閉め出した(ブロック経済)。
  • 日本,ドイツ……ファシズムの傾向を強め,軍備増強と対外侵出で不景気からの脱出をはかった。