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世界遺産

Last-modified: 2018-12-20 (木) 12:40:56
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地理Cランク公民Cランク

世界遺産(せかいいさん)

世界遺産条約にもとづいて,世界遺産リストに登録された地域や遺跡・建築物などのこと。 世界遺産条約は世界的に貴重な自然や文化財を保護するために,1972年にユネスコ(国際連合教育文化機関)で採択されたもので(1975年に正式に発効),日本は1992年にこの条約に加盟している。

世界遺産には,次の3種類がある。

  • 文化遺産……顕著(けんちょ)普遍的(ふへんてき)価値をもつ建築物や遺跡など。
  • 自然遺産……顕著な普遍的価値をもつ地形や生物多様性、景観美などを備える地域など。
  • 複合遺産……文化と自然の両方について、顕著な普遍的価値を兼ね備えるもの。

日本では,2018年までに文化遺産18件,自然遺産4件が登録されている。(現在まで,複合遺産の登録は行われていない。)

【参考1】

世界遺産の登録は,次のようにして行われる。

  1. 世界遺産条約加盟国の担当政府機関が候補地の推薦(すいせん)リストを作成し,ユネスコ世界遺産センターに提出する。
  2. ユネスコ世界遺産センターは,文化遺産候補についてはICOMOS(イコモスー国際記念物遺跡会議)に,自然遺産候補についてはIUCN(国際自然保護連合)に評価を依頼する。
  3. ICOMOSとIUCNは現地調査を実施し,ユネスコ世界遺産センターに報告書を提出する。
  4. ユネスコ世界遺産センターは,報告書に基づいて,登録を推薦するかどうかを判定する。
  5. 世界遺産委員会で最終審議を行い,世界遺産リストに正式に登録される。

【参考2】

世界遺産委員会は,保存が困難になっている世界遺産を危機遺産としてリストに登録している。日本の世界遺産で危機遺産リストに登録されているものはない。