トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS


住民投票

Last-modified: 2017-06-07 (水) 16:32:14
Top / 住民投票

公民Aランク

住民投票(じゅうみんとうひょう)

ある地域の意思を決定するために,その地域の住民が投票を行うこと。

おもな住民投票には,次の3種類がある。

  • 憲法に規定された住民投票……特定の地方公共団体のみに適用される特別法(地方自治特別法とよばれる)は,その地方公共団体の住民投票で過半数の同意がなければ制定できない(憲法95条)。
  • 地方自治特別法には広島平和都市建設法(1949年)や首都建設法(1950年) などがあるが,1952年以降は制定されていない。
  • 地方自治法に規定された住民投票……直接請求権のうち,首長・議員の解職請求と議会の解散請求については,必要な署名が集まると住民投票が行われる。
  • 住民は選挙管理委員会に請求する。解職請求・解散請求が成り立つと住民投票が行われ,過半数の同意があれば,解職・解散される。
  • 条例による住民投票……重要な政策について住民の意思を問うために,地方公共団体が条例を制定して投票を行うもの。投票の結果に法的な拘束(こうそく)力はないが,近年はこの住民投票を実施し,その結果に基づいて政策を決定することが多くなっている。公職選挙法の適用を受けないことから,永住外国人や未成年者にも投票権を認めている場合がある。
  • 1996年8月……新潟県巻町(まきまち)で原子力発電所建設に関する住民投票が行われ,反対が過半数をしめた。これが日本で初めての条例による住民投票であった。
  • 2000年1月……徳島県徳島市で吉野川の可動(せき)建設をめぐる住民投票が行われた。投票率が50%未満のときは開票しないという条件のついた投票であったが,投票率は54.5%となり,投票総数の90.1%が反対票であった。
  • 2003年5月……長野県平谷村で,投票対象者を中学生以上として,合併をめぐる住民投票が行われた。中学生に投票権が認められたのは,全国初である。

この他,合併特例法による住民投票(2020年3月末まで可能)などもある。