俳諧
Last-modified: 2019-08-28 (水) 16:49:49
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俳諧(はいかい) †
- 俳諧は本来,こっけいとか
戯 れという意味の語で,「古今和歌集」ではこっけいな和歌を俳諧歌とよんでいた。
- 連歌は複数の作者が上の句(五・七・五)と下の句(七・七)を交互によんでいくもので,室町時代に特にさかんにつくれらた。こっけいな連歌を俳諧連歌とか,たんに俳諧とよんだ。
- 芭蕉が連歌の第一句である
発句 を重視したことから,五・七・五の十七音からなる単独の作品として俳諧がつくられるようになった。
- 明治時代に正岡
子規 らによって俳諧の近代化が進められ,発句は自立した作品として俳句とよばれるようになった。