公的介護保険制度
Last-modified: 2016-11-28 (月) 12:39:35
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公的介護保険制度(こうてきかいごほけんせいど) †
社会全体で高齢者の介護を支えることを目的に,2000年4月からはじまった制度。 社会保険の一種で,原則として市町村(東京は特別区)が運営にあたっている。
- 40歳以上の国民がすべて加入し,保険料を納めている。この保険料と,国・都道府県・市区町村の負担する公費が財源になる。
- 65歳以上の人が介護が必要になったときは,介護保険を使ってサービスを受けることができる。
- 介護サービスを受けるにあたっては,要介護認定によって,要介護または要支援の認定を受ける必要がある。
- サービス料の1割は自己負担で,残りの9割が介護保険から支給される。
- 介護プランの作成や給付管理は,介護支援専門員(ケアマネージャー)が行う。
【注意】
たんに介護保険制度ということもある。ただし,保険会社による介護保険(介護年金の支払いなど)もあるため,区別が必要なときは公的介護保険制度という。