歴史Aランク
内閣総理大臣(首相)と国務大臣から構成される内閣が,国の政治を担当する制度。 内閣制度は18世紀にイギリスで確立されたもので,その後多くの国でこの制度が取り入れられた。
日本では大日本帝国憲法の制定前の1885年に,それまでの太政官(だじょうかん)制が廃止され,内閣制度が創設された。各省の長官が国務大臣となり,内閣総理大臣(初代は伊藤博文)を中心に,天皇を補佐する体制が確立された。