加賀の一向一揆
Last-modified: 2020-05-18 (月) 12:47:22
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加賀の一向一揆(かがのいっこういっき) †
1488年 加賀国(石川県)でおこった一向一揆で,約100年間自治を行った。
浄土真宗(一向宗)がさかんであった加賀では,信仰で結ばれた武士や農民が強力な一向一揆を形成していた。これに加賀の守護大名の勢力争いがからみ,1488年に数万の一揆軍が敵対する守護大名を攻めほろぼした。
- 以後100年ほど一向一揆による自治を行われたので,加賀は「百姓の持ちたる国」とよばれた。
- 北陸で勢力を拡大した一向一揆だが,上杉謙信や織田信長との戦いによって弱体化した。1580年に信長の軍勢の攻撃によって,一揆は解体している。