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勘合貿易

Last-modified: 2017-02-21 (火) 16:45:12
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歴史Aランク

勘合貿易(かんごうぼうえき)

日本と(みん)の間で行われた貿易のことで,日明貿易ともいう。 倭寇と区別するために勘合という合札(あいふだ)が使われたことから,勘合貿易とよばれている。

  • 室町幕府の将軍がの皇帝から日本国王の地位を授けられ,(みつ)ぎ物を差し出す代わりに返礼を与えられるという朝貢(ちょうこう)貿易の形をとったが,日本側の利益は大きかった。
  • 日本はおもに銅・硫黄(いおう)・刀剣などを輸出し,生糸・絹織物・銅銭などを輸入した。

【勘合貿易の歴史】

  • 1368年……明が中国を統一する。明は倭寇の取り締まりと使節の派遣を日本に求めたが,はじめは九州の南朝勢力と国交を結んでいた。
  • 1401年……将軍足利義満が明に使いを送り,翌年日本国王の地位を授けられる。
  • 1404年……明から室町幕府に勘合が届き,勘合貿易がはじまる。
  • 勘合……明の発行する渡航許可証。文字の半分の印が押してあり,明側のもつもう半分と照らし合わせて,倭冦ではなく,正式な貿易船であることを確認した。
  • 1411年……将軍足利義持(よしもち)が朝貢の形式を不満として勘合貿易を停止する。
  • 1432年……将軍足利義教(よしのり)が「10年に1回の朝貢」などの条件で明と条約を結び,翌年から勘合貿易を再開する。
  • 幕府の力が弱まるとともに,博多の商人と結んだ大内氏,の商人と結んだ細川氏によって勘合貿易が行われた。
  • 1523年……中国の寧波(ニンポー)で大内氏と細川氏の貿易船が争う。この事件がきっかけとなって大内氏が勘合貿易を独占する。
  • 1551年……大内氏がほろんで,勘合貿易が途絶える。(この頃から,後期倭寇による密貿易がさかんになる。)