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四大公害病

Last-modified: 2018-04-12 (木) 12:41:34
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四大公害病(よんだいこうがいびょう)

水俣(みなまた)病,新潟水俣病(第二水俣病),イタイイタイ病,四日市ぜんそくのこと。 高度経済成長期(1950年代半ばから1970年代初め)の日本では,工業の発展が優先されたため,各地でさまざまな公害がおこり多くの人が苦しんだ。なかでも被害が深刻だったのが,この四大公害病である。

  • 水俣病……1956年頃から,熊本県水俣市で神経がまひする病気が発生した。原因は化学肥料工場の排水中にふくまれていた有機水銀で,魚介類を通じて住民が水銀中毒になっていたことが分かった。なお,2004年に最高裁判所が,水俣病に関する国と県の責任を認める判決を下している。
  • 新潟水俣病……「第二水俣病」ともいう。1965年に,新潟県の阿賀野川流域で水俣病が発生していることが公表された。原因は上流の化学工場の排水中にふくまれていた有機水銀で,「阿賀野川有機水銀中毒事件」ともよばれた。
  • イタイイタイ病……富山県神通(じんつう)川の流域で発生したもので,骨がもろくなり,全身が痛くなることからこのように名付けられた。原因は上流の鉱山から排出されたカドミウムで,農業用水や飲料水を通じて住民が中毒状態になっていた。
  • 四日市ぜんそく……1960年頃から,三重県四日市市で集団ぜんそくが発生した。原因は石油化学コンビナートから排出された硫黄(いおう)酸化物などによる大気汚染であった。