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図法

Last-modified: 2019-02-07 (木) 15:53:20
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地理Dランク

図法(ずほう)

地球を平面上にあらわすための手法のこと。 球を平面に展開することはできないので,形,面積,距離,方位などをすべて正確にあらわす図法はない。それぞれの図法に特徴があるので,正しく理解しておかないと誤ったとらえ方(例えば,メルカトル図法の地図を見て,オーストラリアよりグリーンランドの方が面積が広いと考えてしまうなど)をする危険性がある。

  • 正距方位図法……中心からの距離と方位が正しくあらわされる図法。中心から目的地までの最短経路と方位が分かるので,航空図に使われる。周辺にいくほど形が大きくゆがんでいる。
  • メルカトル図法……経線からの角度が正しい図法。出発地と目的地を結ぶ直線と経線のつくる角にしたがって進めば目的地に着くので,航海図として使われた(ふつう最短距離ではないので,航空図には適さない)。赤道から離れるほど面積が大きくなり,極付近はあらわすこともできない(無限大に引き伸ばされるため)。
  • ミラー図法……メルカトル図法を修正したもので,極付近をあらわすことができる。ただし,角度の正しさは失われている。
  • モルワイデ図法……面積が正しい図法。統計図などによく使われる。中央の経線から離れるほど,形がゆがんでいる。
  • サンソン図法……面積が正しい図法。高緯度地域ほど,形がゆがんでいる。
  • グード図法……面積が正しい図法。低緯度地域をサンソン図法,高緯度地域をモルワイデ図法であらわして,形のゆがみを小さくしたもの。