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国連平和維持活動等協力法

Last-modified: 2017-05-31 (水) 16:10:08
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国連平和維持活動等協力法(こくれんへいわいじかつどうとうきょうりょくほう)

国際連合の行う平和維持活動(PKO)に協力するための法律。 1992年に制定。この法律にもとづいて国際平和協力本部が設置され,自衛隊,警察官,公務員,民間人などが国連平和維持活動PKO)に派遣されている。

【PKO5原則】

この法律では,国際連合の要請があり,次の5つの原則が満たされているとき,自衛隊などをPKOに派遣できると規定している。

  • 紛争当事者間で停戦合意が成立していること。
  • PKOが活動する地域に属する国および紛争当事者が,PKOおよび日本の参加に同意していること。
  • PKOは紛争当事者のどちらかにかたよることなく,中立的な立場をきびしく守ること。
  • 上記の原則のいずれかが満たされない状況になった場合,日本の部隊は撤収できること。
  • 武器の使用は要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること。ただし,駆け付け警護と宿営地の共同防護のためには,生命等の防護をこえる武器の使用を可能とする(2016年に閣議決定)。
  • 駆け付け警護……自衛隊の近くで活動するNGOなどが暴徒などに襲撃されたときに,襲撃されたNGOなどの緊急の要請を受け,自衛隊が駆け付けてその保護にあたること。
  • 宿営地の共同防護……自衛隊と他国の部隊の共同宿営地が暴徒などによる襲撃を受けた場合,自衛隊と他国の部隊が共に危険と判断し,連携して防護活動を行うこと。

【注意】

法律の正式な名称は,「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律」。教科書によって次のような略称が使われているので,学校の試験では,教科書に合わせるようにしよう。