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地租改正

Last-modified: 2019-06-26 (水) 16:50:50
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歴史Aランク

地租改正(ちそかいせい)

1873年 明治政府が行った土地と租税の制度改革のことで,地価を定め,その3%を地租として現金で納めさせた。 1873年に地租改正に関する法律と条例が制定され,1874年から実施されている。

地租改正は次の手順で進められた。

  1. 土地の所有者と価格(地価)を定め,所有者に地券を発行する。(地券によって,農民は土地の所有権と売買権を認められた。)
  2. 課税の基準を収穫高から地価に変更する。
  3. 地租(土地にかかる税)の税率を地価の3%とし,土地の所有者に現金で納めさせる。

地租改正によって,政府の収入は収穫高や米価に影響されない安定したものになり,計画的な財政が可能になった。しかし,税の負担は江戸時代とあまり変わらなかったため,地租改正に反対する一揆が各地でおこり,1877年には地租が地価の2.5%に引き下げられている。

【参考】

  • 地租の率は時代によって変化していて,日露戦争中には非常特別税として地価の5.5%まで引き上げられている。
  • 地租は1950年に廃止され,代わりに固定資産税が土地や家屋にかけられることになった。