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大正デモクラシー

Last-modified: 2017-03-13 (月) 14:00:38
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歴史Aランク

大正デモクラシー(たいしょうでもくらしー)

大正時代の日本で,政治や社会などさまざまな分野で民主主義的・自由主義的な傾向が強まったこと。 第一次世界大戦後,世界的に民主主義(デモクラシー)が発展したことを受け,日本でも護憲運動などの政治運動やさまざまな社会運動がさかんになった。政党内閣の慣例化や,男子普通選挙の実現などは大正デモクラシーの成果である。しかし,民主主義が定着する前に軍部の勢力が強まり,日本は軍国主義の国になっていった。

大正デモクラシーに大きな影響を与えた学者として,次の2人があげられる。

  • 吉野作造……政治学者。政治の目的は一般民衆の幸福や利益にあるとする民本主義をとなえ,一般民衆の意向に沿って政策を決定するために,政党内閣の確立や参政権の拡大を主張した。
  • 美濃部(みのべ)達吉……憲法学者。主権は国家にあり,天皇はその最高機関として憲法にしたがって統治するという天皇機関説を主張して,政党内閣を支持した。

【大正デモクラシー】

  • 1912年(大正元年)……第一次護憲運動はじまる。
  • 1913年(大正2年)……護憲運動によって当時の内閣が総辞職に追い込まれる(大正政変)。
  • 1918年(大正7年)……米騒動がおこる。最初の本格的な政党内閣とされる原敬内閣が成立する。
  • 1920年(大正9年)……日本で最初のメーデー(労働者の祭典)が行われる。
  • 1922年(大正11年)……全国水平社,日本農民組合結成される。
  • 1924年(大正13年)……第二次護憲運動はじまる。
  • 1925年(大正14年)……治安維持法,普通選挙法成立する。
  • 1928年(昭和3年)……最初の男子普通選挙が実施される。
  • 1931年(昭和6年)……満州事変おこる。
  • 1932年(昭和7年)……五・一五事件がおこり,1924年から続いていた政党内閣が終わる。