大西洋憲章
Last-modified: 2020-08-04 (火) 16:48:25
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大西洋憲章(たいせいようけんしょう) †
第二次世界大戦中の1941年にイギリスとアメリカが行った共同宣言。 イギリスのチャーチル首相とアメリカのルーズベルト大統領が大西洋上で会談し,大戦後の「戦争のない最良の世界」をつくるための構想として,領土不拡大,民族自決,自由貿易の拡大,経済協力の発展,安全保障体制の樹立などを定めた。1942年の連合国共同宣言とともに,国際連合創設の理念となった。
- ニューファンドランド島(カナダ)沖のイギリス戦艦プリンス・オブ・ウェールズ上で調印されている。
- この時点ではアメリカはまだ参戦していなかったが,イギリスに協力して,ドイツに対抗する姿勢をはっきりと示した。