孫文
Last-modified: 2019-06-20 (木) 14:29:20
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孫文(そんぶん/スンウェン) †
1866年〜1925年 中国の革命家で,
【孫文】
ハワイ,香港で医学を学び,マカオで医師として開業した。その後,革命運動に参加する。
- 1894年……ハワイで興中会を組織する。
- 1895年……広州で武装
蜂起 に失敗して,日本に亡命する。
- 1896年……ロンドンで清の公使館に捕らえられるが,まもなく釈放される。この事件で,孫文は革命家として広く知られることになった。
- 1905年……東京で中国同盟会を結成して総理になる。民族・民権・民生の三民主義をとなえる。
- 1911年……中国で辛亥革命がはじまると,アメリカから帰国する。
- 1912年……孫文を臨時大総統とする中華民国が
南京 を首都として成立する。臨時大総統の地位をゆずることを条件に有力な軍閥 であった袁世凱 と結び,清をほろぼす。
- 1913年……独裁化を強める袁世凱と対立し,日本に亡命する。
- 1914年……東京で中華革命党を結成する。
- 1917年……中国南部の
広東 で,同地の軍閥と協力して軍政府をつくる。
- 1919年……中華革命党を発展させて,中国国民党を結成する。
- 1924年……中国共産党と協力関係に入る(第一次国共合作)。
北京 政府に対抗して,分裂状態の中国の統一を目指す。
- 北京政府……袁世凱が中華民国の首都を北京に移したもの。袁世凱の死後も存続したが力は弱く,中国では各地に軍閥がたつ混乱状態が続いていた。
- 1925年……軍閥たちと話し合うために北京に入るが,ここで病死する。