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守護大名

Last-modified: 2019-05-29 (水) 14:57:27
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歴史Aランク

守護大名(しゅごだいみょう)

室町時代,領国に対して強い支配権をもつようになった守護のこと。 南北朝の内乱が続くなかで,室町幕府守護荘園の年貢の半分を取るなどの特権を認めるようになった。守護は国内の武士を家臣として従え,一国全体を自分の領地として支配するようになったが,これをそれまでの守護と区別して守護大名という。

第3代将軍足利義満は守護大名の勢力を弱めることに努力したが,義満の死後は守護大名の力がさらに強まり,第6代将軍足利義教(よしのり)は守護大名に暗殺されている。応仁の乱も守護大名の勢力争いが大きな原因であったが,この乱後は多くの守護大名が家臣などに倒され(下剋上),戦国大名の時代に移っていった。