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寛政の改革

Last-modified: 2017-05-16 (火) 15:10:26
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歴史Aランク

寛政の改革(かんせいのかいかく)

1787年〜1793年 江戸幕府の老中,松平定信(さだのぶ)が行った改革。 寛政は当時の元号である(1789年が寛政元年)。

天明のききんによって田沼意次が失脚し,百姓一揆打ちこわしが増加するというなかで行われた改革である。

【おもな政策】

  • 江戸などに出かせぎに来ていた農民を村に帰らせた。
  • 商品作物の栽培を制限し,米などの穀物の栽培を奨励(しょうれい)した。
  • 各地に倉をつくり,ききんに備えて米をたくわえさせた。
  • 倹約(けんやく)令を出すとともに,旗本や御家人の生活難を救うために,町人からの借金を帳消しにした。
  • 武士に学問・武芸をすすめ,幕府の学問所では朱子学以外の学問を禁じた。
  • 政治批判を禁じ,出版物の内容を取り締まった。

きびしい改革が多くの批判を集めたことから,松平定信は1793年に老中を辞職している。

寛政の改革は十分な効果をあげることができなかったが,その政策は19世紀初めまで,幕府の基本政策となっている。