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岩倉使節団

Last-modified: 2016-10-25 (火) 15:46:07
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歴史Aランク

岩倉使節団(いわくらしせつだん)

1871年〜1873年 欧米各国の近代制度を研究するなどの目的で,明治政府が派遣した使節団。 全権大使の岩倉具視をはじめ,木戸孝允大久保利通伊藤博文らが参加し,約1年10か月をかけて,アメリカ合衆国とヨーロッパ諸国を訪問した。

  • 使節団の目的の1つは条約改正のための予備交渉であったが,日本の法律が整備されていないことなどが理由になって,交渉は受け入れられなかった。
  • 使節団には5人の女子留学生も同行していた。その1人の津田梅子は当時7歳であったが,11年間アメリカで学び,帰国後は教育者として活動した。

使節団の外遊中,留守政府をあずかっていた西郷隆盛らは征韓論を主張したが,帰国した大久保・岩倉らの反対で実現しなかった。