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平城京

Last-modified: 2017-03-28 (火) 16:27:02
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地理Dランク歴史Aランク

平城京(へいじょうきょう)

710年遷都(せんと) 律令制度の完成に合わせて奈良(なら)につくられた都。 現在の奈良県奈良市と大和郡山(やまとこおりやま)市に位置し,「奈良の都」ともよばれる。

長安(の都)を手本としたもので,広い道路でごばんの目のように区切られ,北部に平城宮(皇居や役所),中央部には貴族の邸宅や大寺院がたてられた。市場(東市・西市)もつくられ,取り引きには和同開珎などの貨幣が使われた。

【参考】

平城を「へいぜい」と読むことがある。これは,平城の読みを漢音に統一したものである。

  • 音読みにはおもに漢音と呉音がある。
  • 「平」は漢音では「へい」,呉音では「ひょう」と読む。
  • 「城」は漢音では「せい」,呉音では「じょう」と読む。
  • 平城を漢音で読む場合,「せ」に濁音がついて「へいぜい」になる。
  • 「京」を「きょう」と読むのは呉音である。平城京を漢音に統一して読むと「へいぜいけい」になる。