年中行事
Last-modified: 2019-03-19 (火) 16:31:12
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年中行事(ねんちゅうぎょうじ) †
毎年,一定の時期に行われる行事のこと。 四季の農作業にかかわるもの,神道や仏教に由来するもの,中国や西洋から伝わったものなど日本にはさまざまな年中行事がある。
年中行事には過去の文化を知るためにも重要なものが多く,重要無形民俗文化財に指定されているものもある。
【年中行事の例】
江戸幕府が公式に認めた年中行事に,次の五
人日 ……1月7日。七種 の粥 を食べて祝った。
上巳 (「じょうみ」とも読む)……3月3日。桃の節句ともいう。江戸時代には女子の祝いの日とされ,ひな祭りが行われた。
端午 ……5月5日。菖蒲 の節句ともいい,粽 や柏餅 を食べた。江戸時代には男子の祝いの日とされ,鯉 のぼりを立てたり,武者 人形を飾るようになった。
七夕 (「たなばた」とも読む)……7月7日。星祭り(七夕祭り)が行われ,願い事を書いた短冊 が笹 に飾られた。
重陽 ……9月9日。菊の節句ともいい,菊の花を飾ったりして祝った。
節句は,ふつう3月3日,5月5日のように奇数の重なる日のことであるが,1月1日は