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廃藩置県

Last-modified: 2019-08-28 (水) 14:23:30
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歴史Aランク

廃藩置県(はいはんちけん)

1871年 藩を廃止して県を置いた行政改革のこと。 版籍奉還(1869年)では藩主がそのまま知藩事(ちはんじ)に任命されたが,廃藩置県では知藩事に東京在住が命じられ,新たに政府が任命した府知事・県令(知事)が派遣された。これによって,政府の命令が全国にゆきわたる中央集権体制が確立した。

  • 明治政府は戊辰戦争後,鹿児島に帰っていた西郷隆盛を政府にむかえ,彼を中心に薩摩藩・長州藩・土佐藩の提供する藩士1万人(公称)からなる御親兵を発足した。御親兵は天皇と御所の護衛を目的とする軍隊であるが,廃藩置県は御親兵の軍事力を背景にして断行されたものであった。
  • 廃藩置県に抵抗する藩があったときは,御親兵によって鎮圧する計画であった。
  • 多くの藩が財政難に苦しんでいたこともあり,政府が予想していたような抵抗はおこらなかった(藩の借金や元藩士への給与支払いなどはすべて明治政府の責任となった)。
  • 最初の廃藩置県では,3府(東京・大阪・京都)と302県がおかれた。その後,県の統合がすすみ,1888年に1道(北海道)3府43県になった。なお,1943年に東京府は東京市と統合して東京都になっている。