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征韓論

Last-modified: 2020-02-10 (月) 14:41:13
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歴史Aランク

征韓論(せいかんろん)

明治時代の初めにおこった,鎖国を続ける朝鮮を武力を使ってでも開国させようという主張のこと。

明治初期,鎖国政策をとる朝鮮国は明治政府との外交交渉を拒絶した。明治政府内ではこれに反発して征韓論が高まることになったが,特に西郷隆盛板垣退助らが中心となり,1873年には西郷を使節として朝鮮に派遣することが決定した。しかし,海外視察(岩倉使節団)から帰国した岩倉具視大久保利通らは国内整備を優先すべきだとして反対し,西郷派遣の中止を決定した。これを不満とする西郷・板垣らは同年,政府を辞職している。(その後,板垣は自由民権運動の中心として活躍し,西郷は西南戦争をおこして敗死している。)

大久保らは国内整備を優先しただけであって,朝鮮開国そのものに反対したわけではない。1875年に江華島事件がおこると,政府は朝鮮に強くせまり,翌年には日朝修好条規を結んで朝鮮を開国させている。