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戦国大名

Last-modified: 2019-06-19 (水) 16:15:28
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歴史Aランク

戦国大名(せんごくだいみょう)

戦国時代に,実力で領国を支配した大名のこと。 戦国大名の出身には,守護大名やその家臣,地方の有力武士などさまざまである。

戦国大名は,自分が下剋上で倒されないようにするため,分国法という法律を定めて家臣をきびしく取り締まった。また,大規模な治水やかんがい工事を行ったり,城下町をつくって商工業者を集めるなど,領国の発展に力を入れた。

【戦国大名の例】

  • 北条早雲(そううん)(1432年〜1519年)……浪人から戦国大名に成長した人物とされてきたが,近年の研究では,室町幕府に仕える伊勢氏の出身であるという説が有力になっている。姉(または妹)のとついでいた今川氏の相続問題を解決して城を与えられ,伊豆(いず)(静岡県),相模(さがみ)(神奈川県)に勢力を広げていった。子孫は北条氏を名乗り,関東南部を支配するようになった。なお,本人が北条早雲と名乗ったことはないことから,近年は伊勢宗瑞(そうずい)とよばれることも多くなっている。
  • 毛利元就(もうりもとなり)(1497年〜1571年)……安芸(あき)(広島県)の小領主の出身だが,守護大名の武田氏を破って名を上げた(戦いに勝って追撃してきた武田氏の当主が,矢にあたって死んだ)。大友氏や尼子(あまご)氏など周辺の戦国大名の対立を利用しながら勢力を拡大し,中国地方の大半を支配する戦国大名に成長した。
  • 武田信玄(しんげん)(1521年〜1573年)……甲斐(かい)(山梨県)の戦国大名。父の信虎(のぶとら)の時代に守護大名から戦国大名に成長した。対立した父を追放して武田氏の当主となり,信濃(しなの)(長野県)や駿河(するが)(静岡県)に勢力をのばした。晩年京都進出を目指して進軍したが,途中で病死した。
  • 上杉謙信(けんしん)(1530年〜1578年)……越後(えちご)(新潟県)の戦国大名。越後の守護代(守護大名の代理)である長尾氏の出身で,父の為景(ためかげ)の時代に主君を倒して戦国大名となった。若い頃の名は長尾景虎(かげとら)で,関東で北条氏,信濃で武田信玄と戦った。北条氏に敗れた関東管領上杉氏を助けてその養子となり,上杉の姓を名乗るようになった。