歴史Cランク
学問による教化や法令によって世の中を治めること。 江戸幕府の第五代将軍徳川綱吉の頃の政治を指す。
江戸時代の初期は,武家諸法度に違反した大名をきびしく罰するなど武断政治(武力でおさえつけて世の中を治めること)の傾向が強かったが,第四代将軍家綱(いえつな)のころから文治政治が進められるようになった。第五代将軍綱吉は儒学をさかんにし,生類憐みの令を定めるなど,文治政治を強化したことで知られる。