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日本国憲法

Last-modified: 2017-06-19 (月) 16:37:29
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歴史Aランク公民Aランク

日本国憲法(にほんこくけんぽう)

1946年11月2日に公布,1947年5月3日から施行された現行の憲法。 国民主権平和主義戦争放棄)・基本的人権の尊重を三大原則としている。

三権分立の制度をとっているが,国民の代表である国会が「国権の最高機関」となり,内閣は国会の信任のもとに成立し,国会に対して責任を負うものとされた(議院内閣制)。また,この憲法にもとづいて,地方自治法や教育基本法の制定,民法の改正などが行われている。

憲法の改正については,憲法改正の項を参照すること。


【日本国憲法の制定】

  • 1945年
  • 8月……日本がポツダム宣言を受諾して降伏し,連合国軍の占領下に置かれる。ポツダム宣言では日本を民主化・非軍事化することが定められていた。
  • 10月……GHQ連合国軍総司令部)の最高司令官マッカーサーが憲法改正を日本政府に指示する。政府は憲法問題調査委員会を設置して草案の作成をすすめる。
  • 12月……民間の団体である憲法研究会が「憲法草案要綱(ようこう)」を発表する。この要綱は翌年のGHQの憲法草案に大きな影響を与えたとされる。
  • 1946年
  • 1月……政府の憲法草案ができるが,大日本帝国憲法を部分的に改正した程度の内容であった。
  • 2月……GHQが独自に憲法草案の作成に着手する(中心となったのは民政局局長のホイットニー)。GHQは政府の提出した憲法草案を民主化が不十分であると拒否し,GHQの作成した憲法草案を政府に渡す。
  • 3月……GHQの草案をもとに政府が「憲法改正草案要綱」を作成して公表する。これを条文化したものが政府の憲法改正案となる。
  • 4月……衆議院議員選挙が行われる。
  • 8月……衆議院が憲法改正案を一部修正した上で可決する。
  • 10月……貴族院が憲法改正案を一部修正した上で可決する。衆議院が貴族院の修正に同意する再可決を行う。枢密院(すうみついん)が憲法改正案を可決し,天皇が裁可する。(枢密院は大日本帝国憲法にもとづいて設置された,天皇に附属する最高機関。日本国憲法施行にともなって廃止されている。)
  • 11月……日本国憲法が公布される。形式的には大日本帝国憲法の改正だが,内容的にはまったく新しい憲法となった。
  • 1947年
  • 5月……日本国憲法が施行される。