日独伊防共協定
Last-modified: 2020-09-01 (火) 15:27:56
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日独伊防共協定(にちどくいぼうきょうきょうてい) †
日本・ドイツ・イタリアが,共産主義とソ連に対抗するために結んだ協定。 ファシズム諸国が結びつきを深めるという意味もあり,日独伊三国同盟のもとになっている。
【日独伊防共協定】
- 1933年……日本,ドイツが国際連盟を脱退する。
- 1935年……ソ連がファシズムに対抗するために人民戦線の結成をよびかける。
- 1936年……日本とドイツが防共協定を結ぶ(日独防共協定)。
- 1937年……イタリアが防共協定に加わり,日独伊防共協定になる。
- 1939年……ドイツがソ連と独ソ不可侵条約を結んだことから,防共協定は意味を失ってしまう(事実上の白紙化)。
- 1940年……日独伊三国同盟が結成される。
- 1945年……ドイツの降伏によって,防共協定は失効する。