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朝貢

Last-modified: 2020-02-27 (木) 15:56:27
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歴史Cランク

朝貢(ちょうこう)

中国の皇帝に対して,周辺諸国が貢(みつ)ぎ物を差し出すこと。

周辺諸国は中国に使者を派遣し,貢ぎ物を渡して皇帝に忠誠を誓った。皇帝は君主として使者に返礼品を渡して帰国させ,外交関係を築いた。

  • 朝貢品と返礼品の交換には貿易の意味もあり,これを朝貢貿易とよぶことがある。
  • 中国の皇帝は朝貢国の支配者と君臣関係を結び,王などの地位を授けたが,これを冊封(さくほう)という。朝貢と冊封は長く東アジアの基本的な外交関係になっている。

【日本と中国】

日本と中国との間では,断続的な朝貢関係があったとされる。

  • 奴国(なこく)……に朝貢し,「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印を授けられた。(金印は,朝貢国の王が皇帝に出す文書に封をするときに使うものであった。)
  • 邪馬台国……()に朝貢し,「親魏倭王(しんぎわおう)」の金印を授けられた。
  • 倭の五王……5世紀に中国の南朝に朝貢している。
  • 遣隋使遣唐使……日本側は皇帝と天皇を対等な関係としていたが,などからは朝貢国としてあつかわれていた。
  • 勘合貿易……足利義満の皇帝から日本国王の地位を授けられ,朝貢貿易が行われた。(日本の中央政府による朝貢は,室町幕府が最後である。)