東廻り航路
Last-modified: 2020-09-08 (火) 14:20:21
Top / 東廻り航路
東廻り航路(ひがしまわりこうろ) †
江戸時代に整備された,日本海沿岸から津軽海峡を通り,太平洋岸に沿って江戸に達する航路。 東北地方の幕府領の米を江戸に運ぶのに利用された。
- 当初の航路……犬吠埼手前の
銚子 で米を荷揚 げし,川船を使って利根 川や江戸川経由で江戸に運んだ。
- 1671年に開かれた新しい航路(これを特に東廻り航路とよぶこともある)
房総 半島沖を大きく迂回 して,伊豆の下田か相模 の三崎まで行く。
- 下田か三崎で風をまち,東京湾に入って直接江戸まで米を運ぶ。
新しい航路の開発によって,米の大量輸送が可能になっている。