Last-modified: 2017-04-05 (水) 16:41:29
歴史Bランク
桜田門外の変(さくらだもんがいのへん) †
1860年 江戸幕府の大老井伊直弼が,江戸城に登城するところを元水戸藩の武士たちにおそわれて暗殺された事件。 この事件によって幕府の威信は低下し,尊王攘夷運動が高まることになった。
- 水戸藩は徳川氏の一門だが,尊王攘夷運動がさかんであった。日米修好通商条約に不満をもつ朝廷が水戸藩に密勅(秘密の天皇の命令)を出したことから安政の大獄で弾圧され,井伊直弼に対する反発が高まっていた。
- 襲撃に参加した18名のうち,17名が水戸藩を脱藩した武士で,1名は薩摩藩士であった。