武士
Last-modified: 2016-11-02 (水) 16:58:07
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武士(ぶし) †
刀剣や弓矢,
武士がおこったのは平安時代の中期で,地方の豪族が領地を守るために武装するようになり,11世紀頃には武士団というまとまりをつくるようになった。はじめは朝廷や貴族に仕えていたが,12世紀のなかばごろからは政治的な力も強め,平清盛が武士として初めて政治の実権をにぎっている。
侍 ……武士の別名で,特に上位の武士を指すこともある。語源は「さぶらう(目上の人のそばに控えること)」で,武士が皇族や貴族に仕えていたことから生まれた言葉である。
- 武士の生活のようすは時代によっても違っている。
- 中世の武士……荘園や公領のなかに,
土塀 や堀をめぐらせた屋敷をかまえ,周辺の田畑を農民に耕作させていた。有力な農民から武士になる者もあった。