狂歌
Last-modified: 2016-06-15 (水) 15:06:55
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狂歌(きょうか) †
江戸時代中期ごろから流行した,政治や社会を
次の2つは,寛政の改革を批判した狂歌である。
- 「世の中に
蚊 ほどうるさき ものはなし文武 といひて 夜もねられず」……松平定信が文武(学問と武芸)をすすめたことを,蚊のブンブンという音にたとえて,うるさいと皮肉ったもの。
- 「白河の 清きに魚も 住みかねて もとのにごりの 田沼こいしき」……「白河」は白河藩主だった松平定信,「田沼」は田沼意次のこと。寛政の改革がきびしすぎて,生活しにくくなったことを皮肉っている。