環境基本法
Last-modified: 2021-03-08 (月) 14:08:16
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環境基本法(かんきょうきほんほう) †
日本の環境政策の基本を定めた法律。 公害対策基本法(1967年〜1993年)にかわるものとして,1993年に制定された。地球環境全体も視野に入れて,総合的な環境保全を目指す法律になっている。
【参考】
環境基本法に基づいて,政府は環境基本計画を決定することになっている。2018年に閣議設定された第五次環境基本計画では,次の6つの重点戦略が設定されている。
- 持続可能な生産と消費を実現するグリーンな経済システムの構築
- 国土のストックとしての価値の向上
- 地域資源を活用した持続可能な地域づくり
- 健康で心豊かな暮らしの実現
- 持続可能性を支える技術の開発・普及
- 国際貢献による我が国のリーダーシップの発揮と戦略的パートナーシップの構築
また重点戦略を支える環境政策として次のことがあげられている。
- 気候変動対策
- 循環型社会の形成
- 生物多様性の確保・自然共生
- 環境リスクの管理
- 基盤となる施策
- 東日本大震災からの復興・創生及び今後の大規模災害発災時の対応