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環太平洋パートナーシップ協定

Last-modified: 2019-02-15 (金) 10:23:07
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環太平洋パートナーシップ協定(かんたいへいようぱーとなーしっぷきょうてい)

太平洋周辺の国々による,経済・貿易の自由化をめざす協定のこと。 英語表記は Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement または Trans-Pacific Partnership で,略称はTPP(TPP協定)。

2006年に成立。日本とアメリカ合衆国をふくむ12か国による拡大交渉が行われ,2016年にはTPP12(12カ国によるTPP)が署名されたが,2017年にアメリカが離脱したため発効しなかった。2018年に日本をふくむ11か国によってTPP11が署名され,同年12月に発効している。

【TPPの歴史】

  • 2005年……シンガポール,ブルネイ,チリ,ニュージーランドの4か国がTPPに署名する。
  • 署名……国の代表者が条約に署名すること。重要な条約の場合,成立にはさらに批准(政府による確認と同意)が必要とされることが多い。
  • 2006年……TPPが発効する。
  • 発効……批准などが行われて,条約が効力をもつようになること。
  • 2010年……アメリカ,オーストラリア,ベトナム,ペルー,マレーシアが拡大交渉に参加する。
  • 2012年……カナダ,メキシコが拡大交渉に参加する。
  • 2013年……日本が拡大交渉に参加して,12か国による交渉となる。
  • 日本とアメリカをふくむ拡大TPPが成立した場合,世界最大の自由貿易圏が成立することから大きな注目を集めることになった。
  • 2015年……12か国がTPP12に大筋合意する。
  • 2016年……12か国がTPP12に署名する。
  • 2017年……アメリカのトランプ大統領がTPP12から離脱することを表明する。残る11か国がTPP11に大筋合意する。
  • 2018年……11か国がTPP11に署名する。同年12月に発効。

【TPP11】

正式な名称は「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定」で,略称はTPP11またはCPTPP。アメリカのTPP12離脱にともない,新たにつくられた協定である(TPP12は規約上,アメリカが参加しないと発効できなかった)。

  • 日本政府は「アジア太平洋地域においてモノの関税だけでなく,サービス,投資の自由化を進め,さらには知的財産,金融サービス,電子商取引,国有企業の規律など,幅広い分野で21世紀型のルールを構築する経済連携協定」と説明している。
  • 署名国はメキシコ,日本,シンガポール,ニュージーランド,カナダ,オーストラリア,ベトナム,チリ,ペルー,ブルネイ,マレーシアの11か国。6か国が批准すると発効することになっていた。
  • 2018年3月8日(現地時間)……チリのサンティアゴで署名される。
  • 2018年7月6日……日本が国内手続きを完了してTPP11を締結。
  • 2018年12月30日……メキシコ,日本,シンガポール,ニュージーランド,カナダ,オーストラリアの6か国で発効。
  • 2019年1月14日……ベトナムが締結。