歴史Dランク
カイコの繭(まゆ)からとった繊維(せんい)をよりあわせた糸。 絹織物(きぬおりもの)の原料になる。
日本では,中国から生糸や絹織物を輸入することが多く,南蛮貿易でも,ポルトガル人による仲介貿易がさかんに行われた。江戸時代になると各地で養蚕(ようさん)(カイコを育てて繭をとること)や製糸業がさかんになり,江戸時代末期の開国後は,生糸が日本の主要な輸出品になっている。