石油化学コンビナート
Last-modified: 2018-12-20 (木) 14:18:17
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石油化学コンビナート(せきゆかがくこんびなーと) †
石油製品の生産に関連する企業が集まっている地域のこと。
日本では1950年代後半から石油化学コンビナートが各地に建設され,重化学工業が発展する原動力となった。
- 原油をタンカーで輸入するので,大きな港のある沿岸部に建設された。
- 製油所と火力発電所,石油化学工場などがパイプラインで結ばれて,原料や燃料が簡単に輸送できるようになっている。
- 製油所……原油を精製して,燃料油やナフサなどを製造する工場。
- 火力発電所……燃料油などの燃焼で水蒸気をつくり,その力でタービンを回転して発電する。
- 石油化学工場……ナフサを原料としてさまざまな石油化学製品を製造する工場。
- 有名な石油化学コンビナートとしては,三重県四日市市や岡山県倉敷市の水島地区などがある。