歴史Dランク
1954年 日本の漁船第五福竜丸が,アメリカ軍の水爆実験で被爆(ひばく)した事件。 第五福竜丸は静岡県焼津(やいづ)市のマグロ漁船。アメリカの太平洋核実験場となっていたビキニ環礁(かんしょう)(マーシャル諸島共和国)で,水爆実験によって発生した多量の放射性降下物(「死の灰」とよばれる)をあび,乗組員の1人が半年後に死亡した。この事件後,日本では原水爆禁止運動が高まることになった。