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絶対王政

Last-modified: 2017-04-17 (月) 16:52:27
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絶対王政(ぜったいおうせい)

16〜18世紀のヨーロッパで行われた,国王による専制(せんせい)政治(独断的で,思いのままの政治)のこと。 中世のヨーロッパは,諸侯(王権から領域支配を認められた貴族のこと)や教会の力が強く,国王の力は制限されていた。しかし,近代化がすすむとともに,官僚と常備軍をしたがえた国王の力が強まり,絶対王政が確立した。国王は経済の発展に力を入れたが,市民階級(豊かな商工業者)の勢力が強まることになり,イギリスやフランスでは市民革命によって絶対王政は打倒された。

【代表的な絶対王政の君主】

  • エリザベス1世(1533〜1603)……イギリス(テューダー朝)の女王。国王が長となるイギリス国教会を確立し,政治・宗教の両面で支配者となった。スペインの無敵艦隊を撃破し,その後の海外発展の道を開いた。晩年は議会ときびしく対立した。
  • ルイ14世(1638〜1715)……フランス(ブルボン朝)の国王。貴族の反乱をおさえて絶対王政を確立した。経済の発展に力を入れ(重商主義),壮麗なベルサイユ宮殿を築き,対外戦争をくり返した。「(ちん)(国王の自称)は国家なり」と宣言し,太陽王とよばれた。
  • ピョートル1世(1672〜1725)……ロシア(ロマノフ朝)の初代皇帝で,ロシアの近代化に力を入れた。自ら使節団に加わり,オランダの造船所で労働者として働いた逸話は有名。スウェーデンと戦ってバルト海をロシアの勢力圏にし,新首都ペテルブルグを建設した。