荘園領主
Last-modified: 2016-06-16 (木) 16:51:52
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荘園領主(しょうえんりょうしゅ) †
荘園の所有者のこと。
- 奈良時代……墾田永年私財法が制定されると,有力な貴族や寺社が,逃亡した農民などを使って
開墾 を進め,荘園領主となった。
領家 ……荘園の寄進を受けて,名目的な荘園領主になった者のこと。中央の貴族や寺社が多かった。
本家 ……領家からさらに荘園の年貢の寄進を受けた最高の荘園領主のこと。摂関家(藤原氏)や皇族が多かった。
- 鎌倉時代……地頭が荘園の土地の管理者になるとともに,荘園領主の力は弱まっていった。