衆議院
Last-modified: 2020-07-20 (月) 16:18:43
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衆議院(しゅうぎいん) †
帝国議会および国会を構成する議院。 1890年に帝国議会の一院として成立した。1947年に日本国憲法が施行されてからは,国会の一院となっている。
【衆議院】
- 議員数……465人
- 任期……4年
- 被選挙権……25歳以上
- 選挙……小選挙区比例代表並立制。1回の選挙で全議員を選挙するので,衆議院議員総選挙とよばれる。
- 小選挙区選挙(定数289人)……全国289区・小選挙区制(1選挙区から1人を選出)
- 比例代表選挙(定数176人)……全国11区・
拘束 名簿式比例代表制(有権者は政党に投票する)
- 小選挙区と比例代表の両方に立候補することが可能である。
- 解散……あり(内閣が衆議院を解散したときは,4年の任期が完了していなくても議員の身分を失う。)
参議院と比べると任期が短く,解散もあることから,衆議院は国民の意思をより強く反映すると考えられる。このため,参議院よりも強い権限が認められている(衆議院の優越)。
【参考】
1890年設立時の衆議院の議員数は300人であった。
日本国憲法施行後の議員数は,次のように変化している。
- 1947年……466人
- 1953年……467人
- 1964年……486人
- 1971年……491人
- 1975年……511人
- 1986年……512人
- 1992年……511人
- 1994年……500人(小選挙区300人・比例代表200人)
- 2000年……480人(小選挙区300人・比例代表180人)
- 2014年……475人(小選挙区295人・比例代表180人)
- 2017年……465人(小選挙区289人・比例代表176人)