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裁判員制度

Last-modified: 2020-12-28 (月) 14:01:55
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公民Aランク

裁判員制度(さいばんいんせいど)

重大な刑事裁判の第一審に,国民から選ばれた裁判員が,裁判官とともに参加する制度。 同制度を定める裁判員法は2004年に成立し,2009年5月から施行されている。

  • 重大な刑事裁判……殺人,強盗殺人,傷害致死などの事件。
  • 第一審……裁判員が参加するのは地方裁判所で行われる最初の裁判だけである。第二審(控訴審),第三審(上告審)が行われても,裁判員は参加しない。
  • 裁判員の選び方……裁判所が20歳以上の有権者のなかから裁判員候補をくじで選び,裁判所によび出して選任する。裁判員になることは原則として義務とされ,特別な場合(高齢,病気など)以外は辞退できない。
  • 裁判の進め方……原則として裁判官3人と裁判員6人で審理を行う。評決は過半数制で,被告人が有罪か無罪かを決め,有罪の場合は刑罰についても決める。
  • 被告人が事実関係を争わない場合は、裁判官1人と裁判員4人で審理を行うことも可能である。
  • 評決には裁判官が1人は加わらなければならない。裁判員だけの過半数の場合は,評決は成り立たない。
  • 裁判員の義務……裁判の評議の内容や,関係者のプライバシーなどの秘密を守る義務がある。秘密をもらした者は罰せられる。
  • 裁判員制度のねらい……国民の裁判に対する理解と信頼を深めることができる。また,裁判に国民の持つ社会常識を反映させることができる。