歴史Cランク
室町時代にさかんになった詩歌で,2人以上が上の句(五・七・五)と下の句(七・七)を交互によみつないだ。 鎌倉時代ごろにはじまり,室町時代になると連歌を職業とする連歌師が出現し,地方でも連歌会がさかんに開かれるようになった。
こっけいな連歌を,俳諧(俳諧連歌)という。これを芸術として高めたのが松尾芭蕉で,発句(ほっく)(連歌の第一句)を重視したことから,五・七・五の短詩としての俳諧(俳句)が生まれた。